アースバッグ工法 作業内容

「バギング」のコツについて!

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この記事ではあくまで「バギングのコツ」を紹介する記事です!概要はこちらへどうぞ!

 

どうも!

ごっとんです!

 

アースバッグ工法はとてもシンプルに構造物が作れる方法です。

ものづくりが初めての人でも簡単に作業に関わることができます。

 

しかし、じゃあ、必要な技術が全くないの??

 

答えはNO!!です!!!

 

技術はあればあるほど良いのです!

 

より発展的な技術を身につけて、より良いものを作ろうとすることこそ、ものづくりにあたっての「富」と言っても差し支えないでしょう。

 

最終的に生命を継続させることに直結する技術を「富(とみ)」とするならば、家づくりに関する知識や技術は「富そのもの」ということですね。 by Richard Buckminster Fuller (バックミンスター・フラー)

知りたい人はこちらのリンクか記事をどうぞ!

はい、また前置きが長いのでそろそろ本題です!

 

今回は作業するときのコツをご紹介したいと思います。

 

アースバッグハウス作成において一番代表的な作業、「バギング」です!!

 

まずバギングってなに?

バギング、多分綴りは「bagging」だと思うんですが、つまり、アースバッグに土を詰める作業のことを言います。

 

「え?簡単じゃん?」とか思ったそこのあなた、あんた…!!

あなたこれ、どうしてコレめちゃくちゃ奥が深いんですよ!

 

確かに土を入れたり詰めたりするのにはそこまで技術は必要ありません。

 

入れるのは問題ないのですが、やはり「お家」を作るわけですから、「土を丈夫に形成」していくことに大きな意味があります。詰めるだけでは本当に土囊袋になってしまいます。

 

ただ詰めるだけではなく、時には適度に、時にはギリギリまで、隙間なく詰める上、さらに曲げたり、アーチを作ったり、キャメルクラッチしたり、最後には出会ってしまう…

最後の2つはアレですが(でもホントにやるのよ)

 

いわゆる「調節」のオン・パレードなのです!!

 

確かに作業はシンプル。しかしシンプルがゆえにディープ!!

 

この調節は本当にやらなければ身につかないものなので、もしも「理解したい!」と思われるなら、実際にやってみることが近道だと思います。いや〜百聞は一動に如かず、ですね。

 

僕も一度勉強した身でしたが、今回の「チオンの家」の作業で改めて勉強になりました。

なので、新たに学んだことをここで書いてみようと思います!

 

それではいってみましょう!

 

詰め方色々

まず初めは土素材(アースミックスと呼んでいます)をバケツで運びバッグへ入れます。

この時、バッグを寝かせたまま入れようとすると無理がでるので、一度立ち上げた状態でひざ下くらいまで一旦ミックスを入れてしまいましょう。

この状態で一度上からちょっとだけ詰めて、動かないように安定させるために固めます。

そして、寝かせてからがスタート。

バギングにもセオリー的なものはあるのですが、一番良いのはきつく詰めたり、ゆるく詰めたりの調節がしっかり効くことだと思います。

カーブの時点できつすぎても、直線の時ゆるくてもいけないですからね。

 

なので、「一番力の入りやすく、抜きやすい形」を探していくのが良いでしょう。

 

ただ、いきなり人それぞれと言うのも投げっぱなしなので、僕が経験した形を2つ書いておこうと思います。

 

1、つま先を使っての形

 

2、膝を使っての形

どちらのやり方も体への負担、力の入り方は違うと思いますので、実際に試して作業しやすい方で良いと思います。

 

ちなみに流れとしてはつま先を使うか膝を使うかだけで一緒でして、状況やタイミング、疲れ具合によって使い分けてもいいくらいですね。

 

例えばこんな風に足場が険しい場合、膝よりもつま先の方がやりやすいことも全然あるのですよ。

 

では、流れを説明していきます!

 

STEP1:バッグにアースミックスを入れる

 

通常「パッサー」、多分「Passer」と書くんだと思うのですが、簡単に言えば「アースミックスをパスする人」がバギングを行う人へと中に入れる素材を渡します。

渡すというより、持っているバッグにパッサーが土を直接入れることがほとんどですね。

こんな風にアースミックスを入れたら、次はバッグに対し詰め込んでいきます。

 

詰め込みが甘いと細く弱くなったり、形がいびつになったりしますので気をつけましょうね。
(さっき書いたように逆もあります。太くなりすぎて形が作れなかったり、詰めすぎてバッグが破けたり…。(どっちやねん))

 

 

STEP2:膝やつま先を使って詰め込んでいく

ミックスをバケツで数杯入れたら、次はバッグの縁を持って隙間なく流し込んでいきます。

いきなり力は込めずに、左右に揺すってあげながらミックスを奥へと流し込んであげます。

この時、バッグの下に足を挟んで置くことで、流し込んだ土が逆流しないので、足を使って土どめをしておくことをお勧めします。

 

奥まで送ったら、バッグの上縁をもち、膝やつま先で押し込んでいきます。

上の縁はこの辺を持っていますよ。

この図の左下の出っ張り部分に、膝やつま先を「当てて押し込む」イメージです。

 

ポイントとして押さえておきたい点ですが…

アースミックスは「粘土」に非常に近い状態なので、叩いたり強く押し込むとその形に形成されます。つまり、固まります。

力一杯叩くとその形に固まり、あとで微調整ができないので、力はゆっくりかけてあげてください。

なるべくゆっくり目に形を形成すると、スムーズに形を整えられ、詰まりなども解消しやすくて便利ですよ!

 

STEP3:簡単に形を整えます

アースミックスを奥まで押し込めたら、あとは少し出っ張った部分や偏った部分を整えていきましょう。

バッグを上に向けながら詰め込んでいるため、バッグが曲がっている部分に深く詰め込まれがちです。

膨らみすぎてもまた歪んでしまうので、適度な詰め具合に調節すると良いですよ。

(わかりづらいですが上からの図です)

大切なのは、隙間なくアースミックスを埋めていくことと、「ギチギチ」ではなく「みっちり」程度の詰め込み具合にしておくことがコツですね。

 

あとでタンピングや形成がしやすいです。

さっきも書きましたが、アースミックスは「粘土」や「硬めの泥」と似ている状態なので、結構特殊な性質をしています。

これに関しては「触って覚えましょう」としか言えない…。泥んこ遊びマスターならまだしも。

 

調節が終われば次のアースミックスをパッサーの人に入れてもらいましょう。

 

繰り返し

 

ここまでの作業を基本的に繰り返します。

ミックスを入れて

奥へ送り込んで

膝やつま先を使って詰め込み

膨らみや足りない部分を整える

という感じですね!

 

これをマスターできればあれよあれよとミックスが詰まっていきますぞ!

 

しかし、実際の現場では結構きつめの体勢での作業…!

焦らず、じっくり、確実に作業していくことが全体としてのコツです!

焦るとでっこぼこのラインができて「あ〜こういうのって性格出るんだよね〜」とか言われますよ!!さらに焦って叩いちゃったりして、ミックスが固まって全然動かなくて…キエエエエェェェェ!!!

ウソです!!

 

性格云々は言われませんが、タンピングする時に普通に手数が増えるので、やっぱり綺麗に詰まっていくこと自体に悪いことはないのですよ。

 

ということで、今回はミックスを詰め込むところまでのコツを僕なりに解説してみました!

 

次はさらに細かいコツ…?というか感覚に近いですが、実際バギングしていて意識している部分や、カーブ、アーチ、そして終点部分を書いてみようと思ってます!

 

*ちなみに、今回からちょっとイラスト入れることにしました。紹介したい部分の写真を探すのが大変だったり(撮ってなかったりする)、感覚やコツを説明するのが言葉だけだと結構難しかったりで、挿絵があることで様々な補完ができればという策です!

 

と、今回はこんな感じで!

また次の記事でお会いしましょう!!

 

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