アースバッグ工法 アイディア オブジェクト

アースバッグハウスにRC構造を組み込む!

更新日:

*2020-04-10 追記と修正

どうも!

ごっとんです!

 

今回の工事で重要なポイントがいくつかあることは以前の記事で書いた通りですが、今回は「RC構造を組み込む」ということについて書いてみたいと思います。

以前の記事↓

ざっくり言えば2つの種類があり、

 

RC構造:Reinforced concrete construction(強化コンクリート建築):鉄筋コンクリート造

SRC構造:Steel Reinforced concrete construction(鉄骨造強化コンクリート建築):鉄骨鉄筋コンクリート造

(*今、日本で認められている「構造」は、なんと主に3つのみ!木造、鉄骨造(S造)、上記のRC造(SRC造)です。)

となります。

 

言葉で説明するよりも画像で見てもらった方が早いと思いますので、画像をどうぞ。

 

参考:https://www.homemate.co.jp/useful/rent152/

どちらも丈夫な構造であることは変わらないのですが、沖縄県の恩納村で建築基準法、旅館法、消防法をクリアするにはRC構造が必要とのこと。

 

RC構造を組み込む大きな理由としては、「その建物を使って何がしたいか?」ということが重要になってきます。

 

例えば僕が石垣島で旅館を経営したいと思えば、「都市計画区域内」で「防火地区」「簡易旅館」条件で立てられるお家を作る必要があります。

 

その場合、僕は特定庁舎(石垣市内で建てる建築に関し、申請や問い合わせができる場所)へ相談しながら構造を考える必要ができてくるわけで…。

う〜ん、実は「これをやっておけば良い」「ここを抑えておけばオールオッケー!」的なものは案外少ないのかもしれません。

 

その中でもRC構造は全国的で信頼度も高く、構造計算もしやすいので組み込むことで大きな汎用性が生まれることになるのです。

 

そういう点から許可を出す庁舎も「RC造であれば大概大丈夫よ!」とすることも多いので、こうした旅館経営目的で立てられる構造物に組み込まれることが一般的になっているのですね。

 

さて、色々前置きがありましたが、それではどうやってアースバッグ工法にRC工法を組み込んでいくのかを僕なりに説明していきましょう!

 

組み合わせ?

 

そうです。気になっていた方もいらっしゃるかと思いますが、アースバッグ工法の面白さの一つとして、「他の工法と組み合わせやすい」という特徴があるのですよ。

 

アースバッグ工法はそもそもが「建築基準法に書いていない新しい工法」なので、都市計画区域内で建てる場合やお店、宿などを経営したい場合、これら既存の構造と「組み合わせていく」必要があるのです。

 

そして、それがしやすい工法なのです!!(ドヤァァァァ)

 

その組み合わせの一つの例として、今回の構造をうまーく説明できたら良いなぁ。

 

それでは見ていきましょう!

 

文字通り組み込んでいく!

 

今回のRC造は地面にしっかりと固定された柱として、また横に這わせる梁の構造として使われています。

 

具体的に書くと、「地面から柱として伸ばしたRCの柱が一定の高さになると円形に合流、それらすべてが繋がっている構造」を

アースバッグで挟み込んでいる。
となります!

 

わかりづらっ。

 

イラストで描くとこーんな感じ。

 

鉄筋の構造を…

アースバッグハウスで挟み込む!!

この黒い部分が鉄筋コンクリートになっています。

こんな組み込み方、アースバッグ工法でしかできないと思う。

 

各柱は地面に「フーチング構造」として打設されており、強度は十分!

 

フーチング構造:

柱を建てる時などによく使われる独立基礎構造。地盤の支持力を最大に受けるために逆T字のような形で引っ掛かりを作る構造。
ダム建設などにも使われるめっちゃ丈夫な構造。

参照:建築学生が学ぶ構造力学

 

各ドーム同士も連結していくイメージで、とっても面白い構造になっています。今回は「構造」をRC工法「壁」をアースバッグ工法で作るという設定で建築をしています。

 

こうした既存の工法と組み合わせていくことで様々な汎用性を生み出すことができるので、お店や宿泊施設、もちろん自宅としても考えることができるんです。

 

「いや、待てよ…鉄筋コンクリートの柱をぐにゃぐにゃさせて形成するなんて、そう簡単じゃないぞ〜!」

 

そうお考えの方へ、ちょっとした作成のポイントをお伝えしたいと思います!

 

今回の鉄筋コンクリートは一体どうやって打ってるの?

 

これは、口やイラストでお伝えするよりも直接写真を見ていただいた方がわかりやすいと思います。

下をご覧ください!

根元の部分、ちょっとわかりづらいかと思いますが…そう!

知っている人は知っている。

ラス網を使います!!

参照:http://tabisurubiyoushitsu.com/selfrenovation-salon/sselfrenovation-outerwall

あの、左官で外壁なんかを塗る際に使うあれですね!

 

ラス網をどこに使っているのかと言いますと、

このように(どのようにだ)鉄筋を組んだら、その周りに「被り」を意識しながら(建築基準法では2cm〜最大7cmまでコンクリート幅を余剰に取る必要がある詳しくはこちらを引用。)

ラス網を貼り付け、筒を形成していきます。(図やメモが汚くてほんともう…。スンマセン)

 

順番的には


こうなって↓


こうなって↓


最後にこう!

ちなみに「被り」の分は、鉄筋とラス網との空白を少なくとも指三本分以上開けておけば、なかなか良いのではと思いますよ。

その中に生コンを流し込み、空気を抜きながら詰めていきます。

 

すると、こんな感じに不思議な曲線を描きつつ、しっかりとしたRC造の柱が出来上がります!

ドーン!!

そこにJEBA(日本アーズバッグ協会)の講師である、小堺コージさんの造形が入るとさらにおしゃれな形に。

これをマスターできれば曲線を自然な形で構造に活かすことができて、かつデザイン性も高くて(その場合はレベルも高いけど)様々な用途に使えるようになるのでは…!と、思っています。

 

らせん型の鉄筋はどうやって作ったの?

 

こういうやつですね!

こうした鉄筋は鉄工所などで注文する際に加工して作ってもらうことができます。

建築現場近くの鉄工所さんなどで見学がてら、作成可能かどうか確認してみると段取り的には良いかもです。

 

他にも加工方法によっては様々な形ができる鉄工所さんもあるようなので、アイデアがあるなら色々聞いてみるのも良いかもしれませんよ。

 

各都道府県できちんと確認を取ってみよう

 

いかがでしたでしょうか。

 

このRC構造の自由がきく柱が作れれば、建物そのものの汎用性は非常に高くなります。

今までアースバッグハウスはシェルターとか、倉庫とか、差し障りのない建築物でしか作成できないイメージがありました。

 

が、しかし!
このアイディアならば基本をRC構造として、壁をアースバッグという形を取ることができるのです!

 

これがどれほどの発展型なのか、もしかしたらわかる人にしかわからないかもしれません…!(プルプルピキピキ)

 

もちろん、各都道府県の庁舎の建築班に確認は必要になりますから、もしもこのアイディアを活かしたいならば、お近くの建築確認を行なっている庁舎へ確認に行ってみると良いですよ。

 

意外にしっかり答えてくれますぞ!なんなら仲良くなっちゃいましょう!
相談もしやすくなるはず!!

 

と、今回はこんな感じで!

また次の記事でお会いしましょう!

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