オブジェクト ロケットストーブ

今年最後の失敗話!:段ボールと土でロケットストーブ作ってみたら

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どうも!ごっとんです。年末ですね。とは言え僕としては淡々と来年の座談会や設計図作成に励んでおります。

 

それと並行してアースバッグ工法を使って、もしくはアースミックスを使ってもう少し他にも作れるものがないかと日々考えております。

 

なにせ土ですから!目下たくさんあります。

研修先の「のんねむ」にもあったロケットストーブやピザ窯なんかも作れるのでは?!

 

ということで試しにロケットストーブを作って見事失敗したお話です!

それではどうぞ!

 

ロケットストーブって何?

 

ロケットストーブというと、一昔前2011年くらいから流行りだした、簡易的に作れて効率の良い燃焼を目指した火焚き道具のことです。

 

ざっくりした仕組みとしては「焚き口」の「ヒートライザー」と呼ばれる煙突にくっつけて、伸ばすと空気が煙突に向かって流れ、焚き口から空気を吸い込んでくれます。

 

もちろん焚き口にある燃料は酸素によって燃えますから、酸素を含みながら煙突に向かって風が流れるため、常に風を送り込んでいる状態になり、少ない燃料で大きな火が作れるという仕組みですね。

 

もちろん上でお湯を沸かせたり、調理をすることもできますよ!

まあ、うまく作れればね!!

 

これを、アースバッグハウスの素材である、「アースミックス 」で作ってみました!

 

アースミックスのロケスト第一号

 

完成形はこちら!

 

これを見た知り合いの一言は

「ひ、卑猥な形だな…」

でした。

 

そんなつもりないんですけどね。毛頭ないんですが、まあ仕方ないです。この形じゃね。

 

材料は、落下実験でいい結果の出た「赤土(100)+サンゴ砂(30)+海水」で作りました。正確に言えばこれは「アースミックス」ではないんですが。

 

と言っても、この配合だと湿気は平気なんですが、雨や水気に触れた瞬間にドロに戻ってしまうことがわかっています。

 

しかし、「ロケットストーブに水は使わないし、周りを消石灰入りのアースミックス(赤土(100)+消石灰(30)+海水)でコーティングすれば問題ないのでは?」という安直な勘に頼ることにしました。

 

作成風景。実は土嚢袋を用意しようと思ったんですが、枕土嚢(細い土嚢袋)は手元にないし、普通のじゃでかいし、アースバッグ工法用も取り寄せなければならないので、手元にあった段ボールを使って内側の煙突の形成をすることに。

 

ここで、「最後に火入れする際に段ボールを燃料に火入れしてしまえば、型枠を外したりしなくても煙突が出来上がるのでは??」というまたも適当な勘を頼りに作成していきます。

 

やはり出来上がってくるとどうにもテンションが上がります!

 

一週間程度養生しましたが、十分な乾き具合になってきたようでしたので火を入れてみることに。

 

よし着火!…ブエッホエエエエェェェ!!

けむっっお!煙すごい!!目が開けられない!!

目えいった!!ちっくしょ…!

チックショォォォォ!!

 

いったんその場を離れてもうもうと上がる煙を呆然と眺めることに。今日はいい天気だなぁ…。

 

トンネル開通!しかし。

 

しばらく段ボールが燃え尽きるのを待ち、ちょっと冷やすために水をかけました。

焚き口から灰をかき出して、悔しいのでもう一度火を入れてみることに。

 

すると、「しゅぽっ」と音がなって一気に燃え上がりが!

 

さらに耳を澄ますと、焚き口から小さく「コォーー」という空気を吸い上げる音がします。

 

これは!と思い、薪(廃パレットを割った木材)を少し足してみると、なんと一気に炎が僕の顔もとまで上がってきました。嘘でしょ。

木材や燃料がある状態ならこの状態を維持できることがわかりました。

 

しかしすごいなぁ。ちっちゃな小枝数本程度しか入れてないのにこの火力。でも、これではすぐに燃え尽きてしまいます。

 

燃焼効率が上がるということは、ゆっくり燃える分を早く燃やして火力を上げる、ということなのです。

 

いやぁ、面白いことがわかったなぁ。

 

というところで、妙な亀裂に気づきました。さっきまではなかった亀裂は見る間に広がって、割れてしまいました。

驚きの連続です。ひとりでにここまでパックリと割れてしまいました…!

なんだかあぜーん。

 

配合した土はそんなに弱いものじゃありません。しかし、高温に晒されることによって、内部に入っていた空気が急に膨張し、養生が不十分だった材料を砕いたわけです。

 

そして、ようやくここまで来て色んなことに気づきました。

僕ったら土窯が割れてしまう原因の出来事を全て行なっていたわけですね。

以下はgoogle先生から

土窯でやっちゃいけないことリスト

  1. 養生期間は1ヶ月は最低で取ること。→1週間でいきなり着火ファイヤー
  2. 水をかけて消化しない。固まった粘土がもろくなってしまいます。→さっきかけた。そんですぐ着火してる
  3. 火入れしながら少しずつ慣らす。→いきなり高温ファイヤー

そりゃ割れますわ。

むしろ知らなくてすいません。

 

翌朝ちょっと内側の素材を見てみたんですが、どうやら火に晒されたところは変質しているようでした。

外はアースミックスなので硬いんですが、内側はなんと触るとごそごそ砂が落ちるほどもろくなっていました。

内側に蓄熱してくれる素材を使いたかったので、わざわざ土+サンゴ砂で作ったというのに。

 

この配合は水にも熱にも弱かった。これは他でも使えませんね。

 

しかし、アースミックスは硬いままだったので、なのであればこちらをメインの素材にすればよいということ。

 

失敗は活かすためにある!

 

ということで2号です!

もうすでに作成していました!

 

こちらはすでに一度火入れをし、内側は先ほどのアースミックス、外装を赤土(100)+セメント(20)+海岸の砂(20)+水で配合して補強しました。

 

制作風景。

 

今回は段ボールを外側の型枠に入れて流し込み、内側の型枠で煙突を作りました。

あとで引き抜きやすいよう網戸を貼りましたが、うまく剥がれず!結局燃やすことに。

またも煙に巻かれる羽目に。(学んでない)

周りは不恰好ですが、なかなか丈夫そうではありますね。

 

その外側をセメント入りの土で補強中です。

正面の太陽は余った素材がもったいなかったので、素人ながら造形をしてみました。

 

さらに余ったので、ロケストの裏にマスコットを作成。

 

内側のアースミックスの配合は前回と一緒です。赤土(100)+消石灰(30)+海水をだいたい10キロくらい配合しました。

そして、外装は赤土(100)+モルタル(20)+水で作成。

これで、メインの骨組みに外装が包んでいる状況を作っています。

 

あとはしっかり乾くまで養生して、もう一回くらい火入れしてからかなぁ。

 

今の所ヘアークラックは入ってますが(これは逃れられない)、大きな亀裂は入っていません。

 

うまく作れたら正月のお餅をこれで焼きたいと思っていますよ!

 

ではでは、また次の記事でお会いしましょう!

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