アースバッグ工法

落下実験の結果報告!

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こんにちは!ごっとんです。

 

以前の記事で様々な土素材を作っていたのですが、改めて実験を行うことにしました!

 

 

結果はこちらからどうぞ!

 

実験結果映像

 

結果は残念ながら失敗…。強度が不足しているようにも見えます。

実験結果をちょっとまとめておきますね。

 

  • 人工石と言われるレベルまで硬化しなかった
  • 食品添加物用の消石灰を使っていたた為、強度が出なかった

 

養生期間は14日とちょっと。

実はやろうと思っていた日は雨でして、雨が上がるまで待ってからの実験を行いました。

 

「カップテスト」への認識不足

しかし!

 

この実験は「カップテスト」というのですが、「きちんと乾いてから」落下させる必要があったのです。

 

この動画で語っていた「固まらなかった」は認識不足になりますね笑

僕が濡らしてしまったせいで強度が落ちてしまったのです。

 

実際施工時はほぼ完全に防水もしますので、水分が入って劣化する心配も、もっと少ないと思います。

 

ちなみに強度的に、専門の方に確認してみたところ、30%の消石灰で作った素材は割れなかったので、強度的には問題なかったのでは?とのこと。

 

僕のテストへの認識が甘かった…!雨に濡らしてしまったことが原因で、実際の強度が測れなかった、と言う事になります。

 

消石灰が原因ということも考えられますが、硬化具合からそこまで消石灰が悪かった訳ではない…のかもしれませんね。

 

灰と消石灰の反応で「水硬性」を追加することができる!

しかし、今回の結果動画の中での「考察」でも言っていた事なんですが、「気硬性」と「水硬性」の存在を知り、「灰」と「消石灰」を混ぜる事で水硬性の性質も持たせられることがわかりました。

 

水硬性の素材ならば、施工時も安心です。そっちの素材も改めて調べた方が良いはず!

 

なので、今回の結果と調べた結果を踏まえて新たに、

  • (赤土:10)+(灰:3)+(消石灰:1)+海水
  • (赤土:10)+(灰:3)+(消石灰:3)+海水
  • (山の土:10)+(灰:3)+(消石灰:1)+海水

の素材を作って養生しています。

すでに硬質化してきてなかなかいい感じですね。満遍なく硬化するのは「水硬性」物質の特徴です!

しかし、動画でも言ってる「ローマンコンクリート」ですが、塩分に浸かると内部のジオポリマー結晶が強化されて強くなったり石灰岩を骨材にする事で染み出した石灰質がさらに素材を強化する、という凄い素材なのですが、如何せん硬化に時間がかかるという弱点もあります。

ローマの文献を調べると乾かすのに「途方もない時間がかかる」と記されているとか。

 

実際はどうなんでしょうね。昔のローマ人の途方もない時間と、僕らの時間感覚って違うと思うんですよ。

 

「灰」を入れた実験結果でその辺りがわかってくると思うので、その辺が楽しみですね!

 

下に今回の実験結果を書き出しておきます!参考実験なので、あまり参考にならないかもですが…!

 

落下実験の結果まとめ

番号 混合素材 海水量 タンピング(叩き締め) 結果
1 (赤土:100%)+(セメント:7%)+(砂利:20%) あり  かなり細かい状態になった
2 (赤土:100%)+(セメント:10%)+(砂利:20%) あり  2つに割れた
3 (赤土:100%)+(セメント:15%)+(砂利:20%) あり  1/3ほど欠けた
4 (赤土:100%)+(消石灰:10%) 普通 なし  3のピースに割れた
5 (赤土:100%)+(消石灰:20%) 普通 なし  1度目は変形、2度目で割れた
6 (赤土:100%)+(消石灰:30%) 普通 なし  変型のみ。水につけた影響あり
7 (赤土:100%)+(消石灰:10%) 多め なし  かなり脆い状態
8 (赤土:100%)+(消石灰:20%) 多め なし  変型のみ
9 (赤土:100%)+(消石灰:30%) 多め なし  僅かな変型
10 (赤土:100%)+(消石灰:10%) 普通 あり  1/2ほど割れた。割れた部分は粉々。ほとんど土質。
11 (赤土:100%)+(消石灰:20%) 普通 あり  2つに割れた。叩き締めをした部分はある程度硬かった。
12 (赤土:100%)+(消石灰:30%) 普通 あり  割れたが、叩き締めをした部分はある程度硬かった。
  • 総合的に見て、海水の分量が多い方が良い素材ができている。水に濡らしてしまった部分を考えても、素材同士の結びつきはある程度強度が出た。
  • 叩き締めは、きちんと行うことでかなりの強度が出ることがわかったので、施工時は必ずした方が良い。
  • 消石灰の配合は10%より、30%の方が強度が高かった。

 

次は工業用、農業用消石灰と灰を使った「水硬性」の素材を別枠で作って実験してみようと思います。

 

ではでは、また次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

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